こんにちは!巣鴨で一番のズボン屋サンまつみやです。
今回は、シニアズボンの股上について巣鴨で接客する上で実感したあれこれをご案内します。
丈は気になってるけど、股上なんてレディースズボンはどれも同じ・・なんて思っていませんか?
実は年齢・体型・疾患の有無で全然違うんです!
同じMサイズやSサイズでも・・・
若い頃と同じ体重で、ぱっと見のシルエットは同じなのに・・・
お腹周りやお尻周りのお肉のつき方が違うなんてことはあるあるです。
年齢と共にお腹はぽっこり出てきて、お尻は下がることが多いようです。
ちなみに、ウエストは一般的には一番細いところを測り、ヒップは一番高い位置で測りますが・・
シニアの場合はその他に、おヘソの下10cmあたりのアンダーウエストを測ってあげると着脱の楽なズボンを見つけやすいです。
ウエスト&ヒップだけを測ってお腹周りは細いズボンを選んでしまうと、ズボンが上に上がらない・・なんて悲劇もあります。
ついでにゴムは硬めのゴムと伸縮性があるゴムがあるので、高齢で握力が弱目になっている方には、伸縮性のあるゴムのズボンを選んであげると楽にはいていただけます。
もちろん若い頃と変わらずに股上浅目のズボンが好きな方もいらっしゃいますが、やはりお腹やおへその上までウエストラインが被さるのは安心感があるのか、おばあちゃまたちには股上深めズボンは人気です。
また腰が曲がっていらっしゃる方の場合は後ろ股上が少なくとも40cm以上は欲しいところ。
短いと背中や腰が出ちゃいます。
40〜50cmくらいあると安心かもしれません。
腰ベルトや腰痛サポーターをされている方は、浅目・深めとそれぞれ好みがあります。
どちらが好きか聞いてみてくださいね。
股上は好みの分かれるところですし、若い方だとちょっと違和感があるかもしれませんが、マタニティの方にはシニアと共通する部分もあるようです。
おばあちゃまに差し上げる場合には、普段はいているズボンを測ってみたり、腰まがりの有無を教えていただけると好みに近いものが探しやすいです。
次回は裾幅・裾上げについてです。